今では日常生活に欠かせない家電となっている「電気ケトル」。多数のメーカーからさまざまな機能を搭載した商品が発売されています。
「何を基準に探せばいいの?」「こだわりに合った商品を見つけたい」「おしゃれな部屋でも違和感なく使えるデザインのものが欲しい」などのお悩みを抱えている方は必見です!
電気ケトルを選ぶポイントと、国内メーカーからおすすめの商品をご紹介しています。
自己紹介:現役美容看護師のユウです。病棟看護師を経て、大手の医療脱毛専門クリニックへ転職しました。美容看護師への転職を機に、研修やセミナーに参加し知識を得ています。美容サロン経営者やサロン従業員の知人も多く交流しています。
日本製電気ケトルは素材をチェックしよう!
ここでは日本製電気ケトルの素材とその特徴について解説していきます。
- プラスチック
- ステンレス
- ガラス
プラスチック
プラスチック製の電気ケトルは、最も多く普及している素材です。安価で購入しやすく、本体が軽いため扱いやすいという利点があります。
万が一、落としたり倒したりした場合も、ガラス製の電気ケトルのように割れて使用不能になることはほとんどありません。
プラスチックの欠点としては、汚れを落としにくいことや目立つキズがつきやすいことがあげられます。また、プラスチックの「雑味」が水に移り、「湯がおいしくない」と感じる場合があります。
ステンレス
ステンレス製の電気ケトルは、プラスチックよりも強靭で傷がつきにくく、落としたり倒したりしても破損することがない強度の高さが利点です。
ラスチック製に比べると汚れにくく、ガラス製よりも強度が高いという特徴から、安心して使用できます。
ステンレスの欠点としては、金属製の容器に水をいれて沸かすため、人によっては金属臭を感じる場合があります。
ガラス
ガラス製の電気ケトルは、表面がなめらかであるため汚れを落としやすく、本体の清潔さを保つことができます。
プラスチックやステンレスのように、臭いや味が移る心配もなく安心して湯を扱えることが利点です。
ガラス製の欠点としては、プラスチック製に比べて重く衝撃に弱いという点です。落としたり倒したりした場合、割れて使用不能となる場合があります。また、急激な温度変化に弱いため注意が必要です。
日本製のおすすめ電気ケトルメーカー
日本製のおすすめ電気ケトルメーカーを解説します。
- タイガー(TIGER)
- 象印(ZOJIRUSHI)
- ティファール(T-faL)
タイガー(TIGER)
タイガー魔法瓶は国内シェアトップクラスのメーカーです。電気ケトルでは「わく子」というシリーズを展開しており、お手頃な価格で高機能な作りが特徴です。
安心・安全にこだわった設計で、火傷を防ぐための「蒸気レス」が「二重構造」、給油ロックボタンなどを備えています。海外メーカーにはない安全性を追求した設計が、多くの支持を得ています。
象印(ZOJIRUSHI)
象印の電気ケトルは、比較的安価かつ安全面にこだわったものが多いのが特徴です。象印の電気ケトルの国内シェアはトップクラスです。
「湯漏れ防止」や「蒸気レス機能」などを搭載しているモデルが多く、安全性が高いため小さな子供がいる家庭にもおすすめです。
最近は軽量や低消費電力モデル、保温機能を搭載している商品なども展開しています。
ティファール(T-faL)
ティファールは、電気ケトルの中でも比較的安価で人気の高いメーカーです。
一人暮らし向けのコンパクトなデザインから、高機能なものやおしゃれでデザイン性に優れているものなど、幅広く揃っています。
温度コントロール機能のある電気ケトルなども販売しており、飲み物のおいしさにこだわる方などには嬉しい商品も発売しています。
経済面や安全性を考慮した設計のため、用途に合わせて選ぶにはおすすめです。
日本製電気ケトルの選び方
日本製電気ケトルの選び方を解説します。
- 安全性で選ぶ
- 容量で選ぶ
- 保温機能の有無で選ぶ
安全性で選ぶ
国内メーカーが販売している電気ケトルは、安全性に配慮したモデルが多いのが魅力です。
本体を倒してもお湯が漏れない「湯漏れ防止機能」、お湯を沸かすときにポットから出る蒸気を抑える「蒸気レス機能」、熱伝導を防ぐための「二重構造」、水を入れていない状態で沸かした場合に自動で電源を切ってくれる「空焚き防止機能」などがあります。
電気ケトルを選ぶポイントの一つとして、どのような安全機能が搭載されているのかは注目しましょう。
容量で選ぶ
電気ケトルの容量は、0.6~2.0Lと幅広いため、用途や人数に合わせたサイズ・容量を選ぶことが重要です。
一人暮らしの場合は、0.6~0.8L程度がおすすめです。コーヒーは150ml程度、カップラーメンなら500ml程度のお湯が必要なので、0.8Lあれば不自由なく使用できます。
2~3人家族であれば、1.0L以上のものがおすすめです。コーヒーやカップラーメンでも人数分は十分に沸かせる容量です。
一般的なサイズは0.6~1.0L前後が多いです。
保温機能の有無で選ぶ
電気ケトルは、必要な時に必要な分だけお湯を沸かして使うためのものです。保温機能を搭載していないものが多いが、最近では保温機能を搭載したモデルも発売されています。
保温機能のついている場合、メーカーや機種によるが10~60分間は保温できます。ステンレス製の機種は保温性が高い傾向にあります。
保温機能があれば、1度沸かして2杯目・3杯目と使えて便利です。時間差で使用するご家庭などでも活躍します。その分、コンパクトさは失われます。
日本製電気ケトル人気おすすめ10選
日本製電気ケトルのおすすめ10選を紹介します。
タイガー魔法瓶 蒸気レス わく子 PHC-G060KP
最初に紹介するおすすめの電気ケトルは「蒸気レス わく子」です。
容量 | 0.6L |
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重量 | 約0.99kg |
材質 | ステンレス |
- 保温効果が高く本体が熱くなりにくい二重構造
- 140mlのお湯を約45秒でスピード沸騰
- 蒸気レス機能と湯漏れ防止機能を搭載した安全性の高い電気ケトル
タイガー魔法瓶のなかでも人気シリーズの「蒸気レスわく子」は、ステンレス製のため保温効果が高く、二重構造で本体は熱くなりにくい設計になっています。
蒸気レス機能や湯漏れ防止機能も搭載されており、火傷を予防できる安全性の高い電子ケトルです。
また、高い沸騰力が特徴で、140mlを沸かすのに約45秒で電気代はわずか0.2円ほどの省電力です。
タイガー魔法瓶 電気ケトル 5SAFE+ PCM-A080
次に紹介するおすすめの電気ケトルは「5SAFE+ PCM-A080」です。
容量 | 0.8L |
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重量 | 0.93kg |
材質 | プラスチック |
- 「転倒お湯漏れ防止構造」と「本体二重構造」を搭載し安心・安全の設計
- 軽量樹脂ボディで手になじみやすくコンパクトなデザイン
- 左右から水量を確認できる「見やすさW窓」
タイガー魔法瓶の「5SAFE+」シリーズでは、「転倒お湯漏れ防止構造」と「本体二重構造」に加え蒸気量を約90%カットする「省スチーム設計」により安心・安全に使用できる電気ケトルです。
樹脂製の軽量ボディによって軽くてラクに給湯できます。また、「見やすさW窓」により左右から水量を確認でき左利きの方でも使いやすいデザインです。
スマートなボディとおしゃれなカラーバリエーションでお部屋になじむインテリアにもなります。
ティファール ジャスティンプラスロック
次に紹介するおすすめの電気ケトルは「ジャスティンプラスロック」です。
容量 | 1.0L |
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重量 | 1.03kg |
材質 | プラスチック |
- 沸いたら自動で電源が切れる「自動電源オフ機能」を搭載
- 取り外せるフタでお掃除が簡単
- 「空焚き防止機能」や通電中の「パイロットランプ」で安心・安全
ティファールの中でも安全性に長けたあんしんタイプの「ジャスティンプラスロック」は、「自動電源オフ機能」や「空焚き防止機能」を搭載しています。
湯沸かし中は「パイロットランプ」が点灯しお知らせしてくれるので、安心・安全に使用できます。
フタは取り外し可能で、間口は従来モデルより約30%広い設計のため、お掃除がしやすい電気ケトルです。
プラスチック製のため臭いが移りやすいという口コミはあるが、ほとんど気にならない程度であったという声が多いです。
ティファール アプレシア・プラス
次に紹介するおすすめの電気ケトルは「アプレシア・プラス」です。
容量 | 0.8L |
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重量 | 0.75kg |
材質 | ステンレス |
- 使いやすさを重視した、軽くてコンパクトでコードレス設計
- スピード沸騰で忙しい朝も手軽に使える
- 「自動電源オフ機能」と「空焚き防止機能」搭載で安心・安全
ティファールの軽量シンプルタイプ「アプレシア・プラス」は、掴みやすい大きな取っ手と注ぎやすいデザインへ変更した注ぎ口で注ぐ湯量の調整がしやすくなりました。
コンパクトでコードレス設計、ワンタッチでお湯を沸かせる電気ケトルは、忙しい朝でも手軽に使えます。
「自動電源オフ機能」と「空焚き防止機能」を搭載しており、安全面でも安心です。
ボディカラーもホワイト・カフェオレ・シュガーピンクの3色を取り揃え、お部屋になじむインテリアとしても有能です。
象印 電気ケトル CK-AJ08
次に紹介するおすすめの電気ケトルは「CK-AJ08」です。
容量 | 0.8L |
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重量 | 約1.0kg |
材質 | 不明 |
- カルキ臭が気になる方にはおすすめの「カルキとばしコース」を選択できる電気ケトル
- 沸騰後は約1時間の保温機能付き!
- 蒸気を本体の外に出さない「蒸気レス構造」により置き場所を選ばない
象印の電気ケトル「CK-AJ08」では、沸騰後にカルキとばしを行い気になるカルキ臭を除去する「カルキとばしコース」を選択可能です。カルキ臭が気になる方にはおすすめの電気ケトルです。
沸騰後約90度で約1時間の保温が可能な「1時間あったか保温」を搭載しています。料理中に少し保温したい場合などに便利な機能です。
「蒸気レス構造」を採用しているため、内容器に搭載されている沸騰検知センサーで蒸気の発生を見張り本体の外に出しません。結露の心配もなく、置き場所を選ばず楽に使えます。
象印 電気ケトル CK-HB08
次に紹介するおすすめの電気ケトルは「CK-HB08」です。
容量 | 0.8L |
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重量 | 0.98㎏ |
材質 | プラスチック |
- 安全機能が多数搭載された安心設計
- 軽量コンパクトモデルで使いやすい電気ケトル
- 簡単に外せるフタでお掃除もラク
象印の「CK-HB08」には、「転倒湯漏れ防止構造」「自動給湯ロック」「蒸気セーブ構造」「本体二重構造」「自動電源オフ機能」「空焚き防止機能」を搭載しています。
安全面に長けている上に、軽量コンパクトモデルのため使いやすい電気ケトルです。
フタは片手でも簡単にはずせる軽い設計のため、お手入れや給水もラクに行うことができます。
山善 電気ケトル YKG-C800
次に紹介するおすすめの電気ケトルは「YKG-C800」です。
容量 | 0.8L |
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質量 | 0.98kg |
材質 | 不明 |
- 60℃~100℃まで、1℃単位で調節できる電気ケトル
- 好みの温度で約1時間維持できる保温機能を搭載
- 注ぎやすい細口ノズルで握りやすい大きな取っ手でスリムなデザイン
国内メーカーの山善が発売する「YKG-C800」は60℃~100℃の間で1℃単位の温度調節ができる電気ケトルです。
また、好みの温度で約1時間の保温ができる機能を搭載しているため、コーヒー抽出や紅茶を淹れるのにも適しています。
ノズルは注ぎやすい細口で、取っ手は大きく握りやすい、スリムでおしゃれなデザインなのに6,000円代と低価格でお買い求めいただけます。
ヒロ・コーポレーション 電気ケトル KTK-300-P
次に紹介するおすすめの電気ケトルは「KTK-300-P」です。
容量 | 1.0L |
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重量 | 0.6kg |
材質 | プラスチック |
- 1.0Lのたっぷり容量なのに安いコスパの良さ
- 「空焚き防止機能」や「自動オフ機能」も搭載しており安全性の高い電気ケトル
- 使いやすいコードレス設計
なんといってもコスパの良さが目立つ「KTK-300-P」。
最大容量が1.0Lで「空焚き防止機能」や「自動電源オフ機能」などの安全機能を搭載しながら1,500円以下でお買い求めいただける電気ケトルです。
忙しい朝でもワンタッチでお湯を沸かして安心に使用できます。
コードレス設計に加え、重量は0.6kgと軽く、使いやすさは文句なしの商品です。
アイリスオーヤマ ドリップケトル IKE-C600T
次に紹介するおすすめの電気ケトルは「IKE-C600T」です。
容量 | 0.6L |
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重量 | 1.3kg |
材質 | ステンレス |
- 3段階の温度調節機能と保温機能付きの電気ケトル
- 広口でお手入れしやすい設計
- ボタン1つで飲み物に合わせた温度で沸かせる自動メニューボタンを搭載
アイリスオーヤマが発売している「IKE-C600T」は、飲み物に合わせた温度でお湯を沸かせるドリップケトルです。
ボタン1つで沸かせる「自動メニューボタン」も搭載しており、最適な温度で飲み物を楽しむことができます。
温度調節機能と保温機能は、5℃刻みで設定でき便利です。
アンティーク調のスタイルはおしゃれでインテリアにも馴染むデザインです。
バルミューダ The Pot K02A
次に紹介するおすすめの電気ケトルは「The Pot」です。
容量 | 0.6L |
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重量 | 約0.6kg |
材質 | ステンレス |
- 注ぎやすさを重視したスタイリッシュなデザイン
- ちょうどいいサイズと使いやすい軽さにこだわった設計
- 「空焚き防止機能」と「自動電源オフ機能」を搭載し安全面にも配慮
「The Pot」は、注ぎいやすさを追い求め研究しつくされた設計です。それにより気持ちいいくらいの注ぎやすさを実現しています。
デザインのテーマは「毎日つかいたくなる電気ケトル」。
コーヒーやカップヌードルなど、生活の中でよく使う量に合わせたちょうどいいサイズと使いやすい軽さにデザインされています。
スタイリッシュな見た目は置くだけでおしゃれな空間を演出してくれます。
ライターあとがき
国内メーカーの商品であれば、ほとんどの場合に「自動電源オフ機能」や「空焚き防止」などの安全機能が搭載されています。
商品価格は幅広く、搭載機能やデザイン性もさまざまです。
選ぶときは、自分の目的に合った容量や機能を選択することがポイントです。
日常的に使用することも視野に入れて、ぴったりの商品を見つけましょう。